[東京|東京]クラフトビールが飲めるお店『常陸野ブルーイング・ラボ tokyo station』に行ってみた
2017年9月29日(金)に東京駅八重洲南口を出て直ぐにある、クラフトビアバー『常陸野ブルーイング・ラボ Tokyo Station』に行ってきました。
常陸野ブルーイング・ラボ Tokyo Stationの情報+簡易レビュー
・雰囲気:●●●●○
他に店が横に並んでいるわけでもなく、ビルの廊下にポツンとあるビアバーです。スペース自体は小さく、立ち飲み+席がいくつかしかないので狭いと感じる方もいるかもしれませんが、個人的に『おしゃれな小部屋』のような印象を持ちました。落ち着いてて静かで、結構心地いい空間です。
・値段:●●●●●
そもそも一人で立ち寄りたくなるビアバーということもあり、ビール一杯、おつまみ1メニューぐらいがちょうどいい感じです。(予算1,000-2,000円)
・ビールの種類:●●●●○
メーカー運営のため、常陸野ブランドがほとんどですが、 直営店の中では最多の12タップ常設。何度言っても楽しめます。+東京駅限定でカスクエールとナイトロ(窒素ガス)ドラフトが楽しめるので、普段瓶や缶で常陸野ビールを飲んでいる人にもおすすめです。
・お食事メニュー:●●●●○
約20種類のフードが楽しめます。常陸野ブランドのビールに相性抜群のおつまみがたくさんあり、どれもちょっとアットホームでほっこりする味でした。食事がサラリーマンにはたまりません。
・居心地:●●●●○
ちょっとひっかけるくらいに使う場合が多いので、長居できるわけではないですが、短い時間の中での居心地はとてもいいです。静かで間接照明もほっとします。
・中毒性:●●●●○
東京駅周辺にオフィスがある方はハマるとちょくちょくしまうかもしれません。
・住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 グランルーフ 2F
・行き方:JR東京駅八重洲口改札から徒歩1分
・営業時間:11:00~23:00 日曜も営業
・定休日:年中無休
・ウェブサイト:http://hitachino.cc/brewinglab-tokyostation/index.html
△八重洲口を出て直ぐ右に見えるグランルーフのエスカレーターを登ると
廊下の途中に突如現れます。コンテナを後で置いたみたいなおしゃれさ。日中千葉の方に用事があり、その帰りに東京駅で途中下車しました。以前ご紹介したヤッホーブルーイングの直営店『よなよなビアワークス赤坂』に続き、日本の代表的な醸造所の直営店第二弾となります。
ここは2号店で一号店は神田万世橋にあるようです。昨年2016年12月1日(木)にオープンしできたてほやほや。
グランルーフはちょうど八重洲口の上、2Fのためあのビルにアポがあるとか以外ではあまり意識いて行ったことはなかったのですが、上ってみると大きな帆型の屋根と幅広い廊下が。レストランがすぐ見えるわけでもなかったのでどこだろうと歩いていると突如コンテナが置かれたように現れます。
店内の雰囲気
△とても狭いです笑。ただ店内はすごい落ち着いていてアットホーム。
正直めちゃくちゃコンパクトなお店なので上の写真の通り密集度は高いですが、 そもそも店の周りに何もないのでとっても静か、 温かみのある木彫インテリアもあいまって落ち着いて一人晩酌ができます。※景色も2Fで東京駅周辺が見渡せるナイスビュー。
△入口のカウンターでビールと食事をオーダー
キャッシュ・オン・デリバリー制なので入口で注文してビールを受け取り、食事を席で待つスタイルです。
クラフトビールラインナップ
△カスクエールも合わせて全14タップの常陸野ラインナップ
代表的なブランドも当然ながら、ここでしか飲めない「カスクエール」や「ナイトロ/窒素だし」といった特殊なクラフトビールも楽しむことができます。この店舗、というよりは日本国内でもそんなに飲める場所が無いかもしれません。。
△入口に置かれたカスクエール醸造用のステンレス樽。
カスクエールってなに?
カスクエールとは樽(カスク)の中で二次発酵をさせるタイプのビールを指します。
酵母(イースト)が生きていて、コンディショニング(発酵による風味の醸成)が続く
生きたビールです。樽内の発酵により発生する、自然でやさしい炭酸ガスでスムースな
飲み口が特徴的。
※出典:店舗説明文より引用
ちょっと専門的な説明ですが、要は良く居酒屋で見かけるようなビールのケグ(円柱型のステンレス缶)とちがって低圧の樽でビールを発酵させているので、イーストによってビールがおいしく醸成されています。
しゅわっ!という炭酸感はないのですが、「炭酸が抜けている、、」というわけではなくなめらかな微炭酸のおいしい飲み口が楽しめる特殊なビールです。
ナイトロ/窒素だしって?
ナイトロというのは、窒素(あとは二酸化炭素も含まれている)を使ったビールのことでって低圧の樽でビールを発酵させているので、特徴としてはものすごくきめ細かい泡ができる、クリーミーな触感かと思います。最近ドラフトコーヒーという名前でクリーミーなコーヒー商品もでていますよね。
おすすめのクラフトビール
△並ぶふくろうさん達。
△(左)White Aleと(右)Red Rice Ale
迷うところですが、この日は申し訳ありません。鉄板のWhite Aleを頂きました。初めて飲む人はびっくりするかもしれませんが、このビール、香辛料のような風味がします。他のビールには無いぐらいはっきりと。でもそれがとっても病み付きになります。
ネストビールブランドの中で一番人気が高く海外でも賞をとるほど超おいしいクラフトビール。とってもクリーミーで、コリアンダーやハーブの香りがたまりません。
まずはこれを1杯、十分楽しんだ後で今日はRed Rice Aleも頂きました。レッドライスエール?って不思議な名前ですが原料に『赤米』を使用しています。
古代米というやつです。それだけでなく、日本酒を作るときに使う大吟醸酵母も加えて発酵させているというなんとも日本っぽいクラフトビール、、こちらはどちらかというと海外への輸出用に作られた日本の独自性を発揮したブランドです。海外のクラフトビールにはあまりない風味を味わいたかったのでセレクトしました。
本当にちょうどいい量で複数種類同時に試せるので、普段クラフトビールを飲んでいる人でも違いを楽しむことができます。
もちろん一番飲みたい、気になるビールを選んで頂ければと思いますが、まずはホワイトエール、そしてここでしか飲めないカスクエールを試して頂ければと思います。
△もちろん3種飲み比べもおすすめです!
※この日は2杯で寄ってしまいカスクエールはまた次の機会に、、
おすすめのお食事メニュー
△おつまみを中心に20種ほど。小~中皿にコンパクトに。
個人的に非常においしかったのは『海老ときのこのアヒージョ』と『ベーコンと粗挽ソーセージのシュークルート』です。
△(左奥)ベーコンと粗挽ソーセージのシュークルート(右奥)海老ときのこのアヒージョ
アットホーム感がありほっと落ち着けるのは シュークルートです。フランス語でザワークラウトの意味で、温かいスープにお肉と一緒に入っています。ホクホクのじゃがいもと合わせて食べると体の内側から温かくなり、ほっこりします。
絶品だったのはアヒージョ。これがめちゃくちゃうまい、、バケットと一緒に頼んでいただければと思うのですが、このアヒージョはただのアヒージョではなく、『カレー風味』で焼き立てのバケットをたべると最高です。濃厚な味とカレーのスパイスがアヒージョ本来のうまみにベストマッチ。
すぐなくなります。。
店内のグッズにも注目
△店内奥の壁にはブランドロゴのフクロウがかわいいグッズが並んでます。コースタやグラスだけでなく服もあったり、、ちょうどコースターの前に座っていたのでつい買ってしまいました。。(110円とリーズナブルです)
こんな時におすすめ
一人で30-1時間ぐらいしっぽり飲むときにぴったしです。中には奥のカウンターでパソコンを立ち上げ仕事をしながら飲んでいる人も笑それだけ店内が落ち着いていて、『まだ仕事片付いていないけど抜け出して、あそこでおわらせちゃおう』と思った時にはベストかもしれません。