クラフトビールマニア CRAFT BEER MANIA

クラフトビールを"身近"で楽しみたい人のための専門ブログ。"広く浅く"を避け、出来るだけ"詳しく"情報発信します。

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[京都|十条]工場で飲める!『京都醸造タップルーム』に行ってみた

2018年3月に、京都の近鉄十条駅から15分ほど歩いたところにある『京都醸造タップルーム』に飲みに行きました。

京都醸造というブルワリー、実はこのお店に行くまでは筆者は知らなかったのです。ブランドの名称が京都を代表するかのごとくシンプルでかなり歴史のある醸造所なのでは?という先入観があったのですが醸造を始めたのはほんの数年前なんですね。

度々びっくりさせられる訪問でした。

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京都醸造タップルーム

京都醸造タップルームの情報+簡易レビュー

・雰囲気:●●●●○

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△見た目は『工場』そのもの。外にはひっくり返された瓶箱のテーブルが!

正直十条駅から結構歩く必要がありますが、美味しいできたてのビールを飲む前の運動と思えば気持ち良い散歩です。

外観は黒色の工場そのもので、一見どこから入ったらいいかわからないです笑

KYOTO BREWINGと書かれたシャッター横のドアから店内に入ることができ、カウンターでビールを頼むことができます。

外は外で瓶箱に座って青空の下気持ちよくビールが飲めますし、お店の中にも広々とした空間が1F2Fにありどちらでも楽しむことができます。

普段飲むビアバーと違った雰囲気を楽しむことができてワクワクします。

・値段:●●●●●

さすが工場併設というだけあって、できたてのビール400mlがなんと600円で飲めてしまいます!普通のバーだったら900-1,000円はするところ、この価格はうれしいです。

フードは置いていないようなのですが、持ち込みは基本自由、お店の外にたまにデリバリーキッチンのミニバンがとまっていて500円前後のおつまみやバーガーが購入できます。

・ビールの種類:●●●●●

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△樽生ビールのタップは9個。京都醸造のビールが勢揃い。

ビールの醸造タンクからそのままパイプが繋がっているのでは?と思うぐらい工場に隣接したタップ。定番ラインナップから限定醸造のビールまで楽しむことができます。

他ブルワリーのビールは当たり前ですが置いてないであしからず。

・お食事メニュー:●○○○○

上でも書きましたがフードは提供されていませんので、事前に十条駅周辺でおつまみを買って持参するか、たまにきているデリバリーキッチンでの購入となります。

みなさんお惣菜やおつまみをビニール袋にいれて持参しているようでした。

・中毒性:●●○○○

正直遠い+基本土日のみの営業なので通うという感じではないのですが、京都に行った際には1度は立ち寄ってみたいクラフトビールスポットです。

地元の方も週末に仲間とご飯を持ち寄ってできたてのビールをいただくのは楽しいかもしれませんね。

 

・住所:京都府京都市南区西九条高畠町25-1

・行き方:近鉄十条駅から徒歩15分

・営業時間:※土日のみ※ 12:00 - 18:00LO 17:30
・定休日:ビールイベントなどがある場合はおやすみの場合有り。要チェック。

・ウェブサイト:https://kyotobrewing.com/

店内の雰囲気

住宅街を進んで行く中に急遽現れる黒い工場には驚かされますが、これから醸造所で作られた生ビールが飲める!と思うと、ワクワクが止まらない外観です。

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△アパートや一軒家、空き地のある普通の道にそびえ立つ工場。

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△オレンジ色のプラスチックカゴに木の板を乗せただけの席が外でお酒を飲むのにはいい感じ。結構外で飲む人が多かったです。

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△1Fにはビールを提供するカウンターと立ち飲みスペース。ガラス越しに大きなタンクを見ることができます。

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△2階は広々としたテーブル席スペース。天上も高いので開放感があります。(ここからも工場の中が見えます!)

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△京都醸造のコースターやグラスなど、グッズも店内で買うことができます。お土産に。

クラフトビールラインナップ

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△左にボトル2種、右にその日タップに繋がっているビールのメニュー。

2018年3月のドラフトビールラインナップは以下

1京都醸造 一期一会(セゾン)

2京都醸造 一意専心(BELGIAN IPA)

3京都醸造 黒潮の如く(BELGIAN STOUT)

4京都醸造 欧州の風(BELIGIAN BLONDE ALE)

5京都醸造 冬の気まぐれ(WHEAT PALE ALE)

6京都醸造 春夏秋冬(DARK SAISON)

7京都醸造 夕暮れに吠えろ(AMERICAN AMBER)

8京都醸造 深雪(STRONG WHEAT ALE)

9京都醸造 冬眠からの目覚め(BELGIAN IMPERIAL STOUT)

10京都醸造 強くあれ(BELGIAN DARK STRONG ALE)

お話を聞くと、ここを立ち上げたのはなんと日本人ではなく外国の方3名とのこと。なのにビールのネーミングはしっかり日本人っぽいところにもびっくりしました笑

3人が3人クラフトビールが大好きで、品質の高いものを認め扱う京都の文化に惚れ込んだ結果、2015年に醸造を開始したそうです。異国の地でこれだけ短期間に求められるビールを作ってしまうのはすごいことですよね。

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△1杯目はBELGIAN DARK STRONG ALEの強くあれ。名前に惹かれて飲みましたがかなり濃いめのビールでアルコール度数も高いので1杯で結構酔ってしまいました。まさに飲みごたえのある美味しいビールです。

どれが良いか迷ったらお店の人に尋ねると、その時期にしか醸造していないビールを教えていただけたりするのでお話してみてください。 

おすすめのお食事メニュー

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その日はラッキーなことにタップルームの外に上のミニバンが止まっていて、だし巻きバーガーやごぼうのフリットなどビールに合う料理が食べられました!

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△新じゃがポテトサラダ。シンプルイズベストでとっても美味しかったです。

こんな時におすすめ

土日限定、しかも駅からちょっと遠いので日常、というよりは週末のイベントとしてご友人の方や家族で遊びに行くことをおすすめいたします!

もちろんビール好きの京都トラベラーの方は立ち寄り必須です!

たまに土日でも閉まっていることがあるようなので行く時は事前にFacebookや公式ページを確認してみてくださいね。