木内酒造/常陸野ネストビール『アンバーエール』を飲んでみた
今日飲んでみたのは木内酒造さんの常陸野ネストシリーズの1つ、『アンバーエール』。
△かわいいフクロウが木に止まっているラベルは4種。緑の背景がアンバーエール。
概要
醸造所:木内酒造
ブランド名:常陸野ネストビール『アンバーエール』
公式URL:http://www.kodawari.cc/?jp_home/products/nestbeer.html
特徴①:『重厚』×『甘い』×『アフターテイストが長い』
特徴②:グラスに入れた瞬間にびっくりする濃いめの琥珀色(アンバー)
特徴③:ローストされた焙煎モルト(麦芽)の香ばしさ/コクとホップの苦み/スパイシーさが絶妙に融合。ブラックラガーともまた違ったおいしさ
特徴④:味付けの濃い料理や辛い料理に合う、深い味わい
販売価格:410円
内容量:330ml
アルコール分:6.0%
原材料:麦芽・ホップ
モルト:Pale、Munich、Crystal、Chocolate、Black
ホップ:Chinook、Cascade、Simcoe
副原料:無し
色合い:濃い琥珀色(アンバー)
ギネスのブラックラガーのように、もはや通常のビールとは比べられない程重厚で濃いビールについては過去あまり飲んできたことが無かったため、『アメリカンアンバーエール』というスタイルは一体どういった風味なのか気になり飲んでみました。
常陸野ネストビール直営『常陸野ブルーイング・ラボ』でも飲むことができます。
720mlの瓶も販売しているようですが、一般的なのはこちらの330mlサイズかと思います。
そもそも『アメリカンアンバーエール』ってどういうスタイル?
常陸野ネストビール『アンバーエール』が属するアメリカンアンバーエールは、ペールエールの色合いをより濃くしたクラフトビールです。
アロマホップの香りはとても強いのですが、ペールエールとは違いフルーティな香りはあまりなく、よりビターでカラメル香が強い仕上がりになっています。
別名レッドエールとも言われていています。
見た目
△ホームページやメニューにある写真よりも色が濃いです。濃厚な琥珀色。
黒、とまではいかないですがかなり濃いです。濾過はしてあるそうなのですが、そこまで透明性はなくずっしり重たいかんじの見た目。泡も少しアンバーが入った白です。
香り
飲んだ瞬間の香りはまだ香ばしいというよりはホップ特有の香りがします。しかし口に広がると焙煎されたモルトの香ばしいアフターテイストが。口を閉じて鼻から息をすうとまさに芳醇な香りがし始めます。
のど越し
コクがあり、重ためではあるものの『進まない』感じはなく、比較的飲みやすい印象でした。もっと1口1口が重たいと思っていましたがそんなことは全くありません。とってもおいしいです。
総評
ホワイトエールと比べると頻繁に飲むようなビールではないですが、アルコール度数も高く飲みごたえがあるので『今日はクラフトビールをしっかり飲みたい!』『少しビールをじっくり飲んで酔いたい』という時にはピッタリかと思います。
一番印象的なのは『アフターテイストが長い』ということ。日本の大手メーカーのビールとかもそうですが、ゴクゴク飲めてしまって悪い言い方をすると『気づいたら飲み干していた』みたいな飲み方ももちろん良いのですが、こちらは口に含んでから少なくとも10秒ぐらいは味の変化を楽しめます。
こんな人/時におすすめ
最大の特徴は『重厚』×『甘い』×『アフターテイストが長い』です。一杯である程度満足できてしまうので落ち着いたビアバーで1杯飲むときや、周りの人のお酒の進み具合を気にしなくていい場所でおすすめかと思います。
焙煎モルトの香ばしさとクラフトビール特有のアロマホップが絶妙に融合していて、飲みやすく仕上がっていますので変わったクラフトビールを飲みたい、と思い始めた方にもエントリーとしてお勧めです。
是非お試しください。