コエドブルワリー/COEDOビール『瑠璃-Ruri-』を飲んでみた
今日飲んでみたのはコエドブルワリーさんのCOEDOビールシリーズの1つ、ピルスナー『瑠璃-Ruri-』です!
COEDOビールシリーズの中でも定番の1つで、一番飲まれているビアスタイル『ピルスナー』に分類されています。
△とっても上品なラベル。瑠璃-Ruri-は深い藍色。
概要
醸造所:コエドブルワリー
ブランド名:COEDOビール『瑠璃-Ruri-』
公式URL:http://www.coedobrewery.com/jp/beers/#beers02
特徴①:『爽やかな飲み口』×『一般的なピルスナー+α(ホップの苦み香り)』×『万能ビール』
特徴②:飲みやすく軽い飲み口。
特徴③:日本人の慣れ親しんだピルスナーに絶妙なバランスでホップの苦みと香りがプラスされています
特徴④:飽きのこない、どんな料理にも合う万能さ
販売価格:298円
内容量:333ml(瓶)350ml(缶)
アルコール分:5.0%
原材料:麦芽・ホップ
色合い:淡いクリアな黄金色
そもそも『ピルスナー』ってどんなスタイル?
ピルスナーは日本の大手ビールメーカーが一般的に生産しているビール。日本問わずアメリカやドイツなど他国でも最も飲まれているビアスタイルかと思います。日本で言えばプレミアムモルツもアサヒスーパードライもキリンの一番搾りも特徴は違えどすべてピルスナーに分類されるビールです。
ペールエールやIPAなどとは違い、飲んだ時ののど越しが良く爽やかな苦みが楽しめ、ゴクゴク飲める『ラガー』に属すビールになります。(ペールエールやIPAは『エール』に属します)
ビールの歴史から見れば、ポーターやペールエールよりも実は新参者で1800年代中期に飲まれ始めました。1800年代と言えば様々な技術が発展している時代で、冷凍技術もこの時代に活性化し始めています。ピルスナーは冷えた環境で製造されていたのですが、冷凍技術が発達したため、どの季節でも製造することができるように。またそもそもエールビールと違って冷やして飲んだ方が爽快でおいしいため瞬く間に人気になりました。今までのビールの概念を覆したんです。
今まではホップの量を増やしたり、防腐処理については冷凍以外の手法がとられていたのですが、もはやピルスナーであれば冷凍することで保存も効くため輸出も容易、大量生産がされました。
日本でも恐らく『作りやすい』『大量生産しやすい』『どんな料理にも合う万能さ』で一番飲まれるスタイルにのし上がったのかと思います。
見た目
とてもクリアな黄金色で泡も白く、瑠璃-Ruri-という名称もその透明感からつけられたそうです。見た目自体は大手メーカーのビールとそこまで変わりません。
のど越し
エールビールと比べると苦みも強すぎず、ゴクゴクいけます。飲んだ後に『っっあぁ!』と唸ってしまうあの感じが充分楽しめます。冷たさと適度な苦み、炭酸を堪能する感じです。アルコール度数は大手メーカーのビールよりは強いですがそこまで気になりません。
香り
慣れてしまうと特にそうなのですが、瑠璃-Ruri-の香りを楽しまずにがぶがぶ飲んでしまう人がたまにいます。大手ビールメーカーのピルスナーと大きく違う特徴の1つが芳醇なホップの香りです。
とても華やかな香りが楽しめますので、出来れば瓶缶から口広めのグラスに注いで頂き、適度に泡を立ててまずは香りを感じてみてください。その上で飲んで頂くと瑠璃-Ruri-の上品な風味が堪能できます。
総評
クラフトビールの多くは冷えた状態から10-15度程度まで温度を上げて飲むことを推奨されますが、このビールに関しては冷蔵庫から出してすぐ飲むぐらいが丁度いいと思います。普段居酒屋さんで飲んでいるビールとタイプが同じためクラフトビール初心者のエントリービールとしても良いかもしれません。
個人的な瑠璃-Ruri-の最大の特徴はやはり最初の香りかと思います。飲みやすいので忘れてしまいがちですがエレガントな香りを是非楽しんでみてください。
こんな人/時におすすめ
良い意味でクセが無いので、クラフトビール好きにとって『毎日』飲めるビールです。しかもピルスナーの中でもホップの香りが楽しめる1品なので贅沢している感も出せます笑 今日飲むクラフトビールに迷ったら瑠璃-Ruri-。
是非お試しください。