クラフトビールマニア CRAFT BEER MANIA

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宮下酒造/独歩『酵母入りシュバルツ生ビール』を飲んでみた

今日飲んでみたのは岡山県を代表するブルワリー宮下酒造さん、独歩ビールシリーズの1つ、『酵母入りシュバルツ生ビール』です。

独歩ビールシリーズ、実はたくさん展開されているのですが今回ご紹介するのは甘く香ばしい黒ビール『シュバルツ』。

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△黒い瓶に大きく『独歩』の漢字が特徴的なパッケージ。

概要

醸造所:宮下酒造

ブランド名:独歩『酵母入りシュバルツ生ビール』

公式URL:http://www.msb.co.jp/doppo/

特徴①:『すっきり目の黒ビール』×『味濃いめ』×『アルコール度数低め飲みやすい』

特徴②:黒ビールの味がしっかり楽しめるのにすっきり飲みやすいです。

特徴③:様々なメディアで『ウナギに合うビール』として取り上げられています。

 

販売価格:357円

内容量:330ml

アルコール分:5.0%

原材料:麦芽・ホップ

色合い:黒

そもそも『シュバルツ』ってどんなビアスタイル?

シュバルツはいわゆる黒ビールの一種で、「黒」のドイツ語です。見た目自体はスタウトやポーターと同じぐらい真っ黒ですが、見た目に反して黒ビール特有のコクや濃厚さが抑えられており、アルコール度数も低めのためすっきりとした味わいが特徴です。

他黒ビール系は上面発酵(エール)ですが、シュバルツは下面発酵(ラガー)で製造されており、しっかりローストされたモルトが醸し出す香ばしさや苦みが楽しめます。

すっきりした飲みやすい黒ビールだと思って頂ければ。

なお独歩のシュバルツは『ウナギに合うビール』をコンセプトに作られたようで、様々なメディアでも取り上げられているそうです。

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出典:2008年7月1日山陽新聞より

 土用の丑の日にウナギを食べる由来として玄武の方位色が黒であることがあげられるそうなのですが、ウナギや黒豆はそういった理由で土用の丑の日に食べられるようになったそうです。そのため黒ビールである独歩のシュバルツもその由来に乗っかっているそう。ウナギと合うかどうかは是非試してみてください笑

見た目

真っ黒な見た目は黒ビールそのもの。グラスに注ぐときは余り泡立たないため、しっかり泡が立つように注ぐことをお勧めいたします。

のど越し

やはりシュバルツなのでスタウトビールやポータービールと比べて圧倒的にすっきりしています。他エールビールと同じといってもいいぐらい飲みやすい。アルコール度数も少なく、変な話ぐびっといけちゃいます。甘味もそこまで強いわけではなく、より香ばしさを楽しめるイメージ。苦みもそこまでありません。

香り

口に含まえに香る最初の香りが最も印象的かもしれません。ローストされたモルトの良い香りが楽しめます。口に含んで鼻から息をゆっくり吸うとまた別の香りが楽しめます。

総評

黒ビールの『独特な甘味』や『濃厚さ・コク』は好みが分かれるかと思います。もしスタウトやポーターが飲みにくいと感じる方は独歩のシュバルツはおすすめかもしれません。他のシュバルツと比べても甘味や濃厚さが抑えられており、とっても飲みやすいです。ただ香ばしさ、味の濃さは損なわれていません。

こんな人/時におすすめ

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黒ビールを何度か試しているけどちょっと濃いかなー、甘すぎるなと感じるかたにはお勧めです。ちなみに独歩のビールはなかなか置いているお店が少ないので都内で買えるお店としてはアンテナショップがおすすめです。シュバルツ以外のブランドも豊富にそろっています。

宅飲みのミカタ!クラフトビールが買えるお店『とっとり・おかやま新橋館』 - クラフトビールマニア CRAFT BEER MANIA

 

是非お試しください。