コエドブルワリー/COEDOビール『毬花-Marihana-』を飲んでみた
今日飲んでみたのは2017年10月に話題になったコエドブルワリーさんのCOEDOビールシリーズの1つ、『毬花-Marihana-』です!
COEDOビールシリーズで一番新しいものの、まだ業務用の樽しか世に出回っていなかったのですが、以前記事でご紹介したとおり10月2日から家庭用の瓶と缶が家庭用に出荷され始めています。
ビアスタイルはドリンカビリティを追求した『セッションIPA』です。
△とっても上品なラベル。中央の紋は原料となる「ホップ」を表しているそう。今までお店で並ばなかった新色の深い緑色です。
概要
醸造所:コエドブルワリー
ブランド名:COEDOビール『毬花-Marihana-』
公式URL:http://www.coedobrewery.com/jp/beers/#beers06
特徴①:シトラスを想わせる明確なアロマホップの香り
特徴②:低めのアルコール度数とクリアな飲み口
特徴③:喉を通った後の香りと味わいは唯一無二。非常に独特だがクセにになる
特徴④:そもそもCOEDOビールのニューフェイス!しばらくは見つけることも大変なクラフトビール界のはぐれメタル
販売価格:267円
内容量:333ml(瓶)350ml(缶)
アルコール分:4.5%
原材料:麦芽・ホップ
モルト:2Row、Wheat、CaraPils、CaraHell、Sour
ホップ:Cascade、Citra、Amarillo、Simcoe、Mosaic
色合い:ライト・ゴールド
とうとう10/5にして出会う事が出来ました。。10/2から4日間、会社の近くや自宅の近くにあるビールが売っていそうな販売店を片っ端からみるものの一切見当たらず。このブログで缶と瓶が発売されることを書いた時から『よし!絶対配送開始日に飲むぞ!』と意気込んだものの飲めない日が続きました。
諦め半分でTwitterで『毬花』とひたすら検索すること4日目、とある方のツイートで『毬花が池袋で買えた♪』という有力情報が!
早速業務を切り上げダッシュで池袋に。電車に乗っている間にクラフトビールを打っている販売店が『西武池袋』と『東武百貨店池袋店』の地下にあることをリサーチ。ひたすらダッシュしました。まずは東武百貨店の地下へ行ってみると、、
△お!国内産のビールがいっぱい置いてありそう!期待大!と思ったら置いておらず、、伽羅 -Kyara - (茶)と瑠璃-Ruri-(青)のみ置いてありました。残念。
諦めるものか!買うことができなかったら一生買えない!と思いその足で西武池袋へ。すると、、
△お!COEDOビールシリーズ一杯置いてある、、あれ、、あの色は?
△あ、ありました!!『毬花-Marihana-』の瓶が4本も!!ありがとう西武!
そもそも西武池袋の地下1階、西武食品館のお酒コーナーでとうとう見つけました。缶と瓶が発売されたようなのですが、ここでは瓶のみ、しかも残り4本しか残っていませんでした。
▽ちなみに西武百貨店さんは群を抜いて扱っているクラフトビールの種類・数が多いので必見です。
もうこれは興奮が抑えられず、片手で写真を撮ろうとしつつ写真を撮っている間に誰かに取られてしまうのでは?という危機感で2本をかごの中へ入れました。
するとその5秒後ぐらいに横から女性が颯爽と現れて、、なんと残りの二本を持って行ったんです!!あぶねぇ。。
△棚から消えた『毬花-Marihana-』、、
あと5分遅れていたら飲めなかったかもしれない奇跡に感謝して、帰宅後早速飲んでみました。(手に入れるまでのくだりが長くて申し訳ありません。。それほど発売当時はレアだったんだなぁ、と振り返った時に思い出せるように書いております)
△色は淡いゴールド。泡の白がとってもきれいです。
見た目
震える手を抑えながら注いでみると優しい淡い黄金色。ラベルの説明にも書いてありますが、泡も"純白"でとっても綺麗です。IPAなのですごい苦い見た目かと思いきや飲みやすそうな印象。
香り
最初の香りはシトラスフルーツ。爽やかです。飲んでビールが喉を通ると複雑な香りが。。最初に飲む方は『なんだこれは、、』と思うかもしれませんが、非常に病み付きになります。説明が難しいですが、『自然のホップの香りってこうなんだろうな』と想わされる"グリーン"かつ"野生的"な香りです。本当に独特で唯一無二。
上で使われているホップとモルトの種類を書きましたが、非常に多いですよね。アメリカ産アロマホップを贅沢に投入することでフレッシュなホップのアロマを最大限に引き出しているんです。
のど越し
IPAならではの苦みはありますが、それも洗練されています。かつ雑味がなくクリアなのど越しなのですごく飲みやすいIPAです。アルコールも4.5%とクラフトビールの中では低めなのでお酒に弱い人にも飲みやすいビールかと思います。
総評
常陸野ネストビール『ホワイトエール』の独特なスパイシーさを知った時と似ていて、とっても独特で『病み付きになる』味わいだと思いました。そして個人的な印象ですが、他のIPAと比べて"上品な野生的風味"が楽しめます。自然に育てられたホップをそのままかいだようなフレッシュさがありつつ、さすがのCOEDOビール、上品に仕立て上げられています。
こんな人/時におすすめ
どちらかというとベーシックなIPAを一通り嗜んだ上で飲むとより楽しめるクラフトビールだと思いました。『最初はシトラス』×『喉を通った後の上品かつ野性的なホップの風味』が他とは違う独自性を出しています。2回、3回とリピートしていくうちにやめられなくなってしまいそうな中毒性があります。
是非買うことができた際には周りのクラフトビール好きの方と一緒に楽しんでください。