クラフトビールマニア CRAFT BEER MANIA

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ヤッホーブルーイング/『僕ビール、君ビール。』を飲んでみた

今日飲んでみたのは、ローソン限定で販売されているヤッホーブルーイングさんのセゾンビール『僕ビール、君ビール』。

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△オレンジと緑のビビットなデザイン。アンニュイな表情をしているカエルがかわいい。

概要

醸造所:ヤッホーブルーイング

ブランド名:『僕ビール、君ビール。』

公式URL:http://yohobrewing.com/bokukimi/

特徴①:『新鮮フルーティ』×『キリっとした』×『爽やかな酸味』

特徴②:口を近づけただけで香る爽やかな柑橘系アロマ

特徴③:口に含んで喉を通った後にくる酸味がきれいにしめてくれます。

特徴④:炭酸がしっかり感じられ、爽快にゴクゴク飲めます

 

販売価格:288円

内容量:350ml

アルコール分:5.0%

原材料:大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ

副原料:無し

色合い:少し濃いめの黄金色

以前クラフトビールが買えるコンビニとしてご紹介させて頂いた『ローソン』限定にて、2014年10月から数量限定での販売がスタートしています。ローソンさんとヤッホーブルーイングさんは共同でこういった限定ビールの開発を行っており、この『僕ビール、君ビール』に続く『かえるビール』シリーズが続々と登場しています。

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2017年4月18日に発売された第二弾のビール『僕ビール、君ビール。続よりみち』と、2017年10月24日発売予定の第三弾『僕ビール、君ビール。ミッドナイト星人』についてはまた別の機会にご紹介させていただきますが、いずれもキービジュアルにはかえるのキャラクターがいる一方、スタイルは全て違うものになっています。

実は10月24日に新たに発売されるという第三弾のミッドナイト星人を飲むのが楽しみで、その前に初心にかりたいと思い近所のローソンさんで購入しました。ローソン限定ではありますが、直営ビアバーのよなよなビアワークスでも飲むことができます。

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△一見日本大手ビールメーカーが販売しているピルスナーのようなはっきりとした黄金色。泡はあまり立ちません。

そもそも『セゾン』ってどういうスタイル?

IPAやペールエール、ホワイトエールなどは少しクラフトビールを飲み始めた方ですと良く耳にするスタイルですが、『セゾン』っていうのはあまり聞かないですよね。

そもそも関係ない話ですがアイドルグループの欅坂46が出した曲『二人セゾン』が普通に大好きで、『そういえばあの曲もセゾンって言ってたけどどういう意味かな、、』と思ってしまいいろいろ調べました。

意味はフランス語で『季節』らしく、そもそもこのビールは農家の人達が農業を休む農閑期に作っていた『季節限定』のビールということもあり、こう呼ばれるようになったとのこと。ただし、現代では技術の発展やそもそも好んで飲まれるようになったため一年中作られています。なのでもう季節限定ではないのですが笑

農家がビールを醸造していた経緯は、その当時炎天下の中農作業をしている人達が水分補給をする際、生水がまだ衛生面的に安全ではなかったためビールを飲んでいたそうです。※殺菌作用のあるアルコールであることと、製造過程で煮沸している点で衛生的

夏の暑い農作業用に、農閑期の冬に作っていたため当然夏になるまでは作ったビールを長期保存しなければならなかったのですが、農作業中に酔っぱらってしまってはよろしくないのでアルコール濃度は高くできなかったようです。そのかわりスパイスを加えたり、様々な工夫を加えていく事で機能的改善がされていきセゾンスタイル特有の風味に仕上がりました。

炎天下農作業をする農家達が元気を付けるために飲むものなので、きりっとした爽快感、低いアルコール濃度、さっぱりとした酸味が特徴です。

見た目

少し濃い黄金色です。良く見る一般的なビールと見た目は似ています。泡は立ちにくい印象で、普通にグラスに注いで丁度いいくらいです。

香り

ホップのフルーティな香りが強いです。口を近づけただけで柑橘系の香りを感じます。

のど越し

まさにゴクゴクいけます。他のビールよりも少し炭酸が効いているのですっきりし太のど越しですしアルコール濃度もそこまで高くないので飲みやすいです。口に含んだ後に来る『酸味』に特徴があり、フレッシュさを引き立てています。

総評

甘ったるさは一切なく、さっぱり飲みやすいビールかと思います。仕事終わりの一杯はできればこのビールがお店で出てくるといいですね、、また外で飲むのにも非常に良いと思いますので、キャンプやバーベキューなどのオケージョンにはピッタリ。

一番印象的なのは『口に含んだ後の酸味』。あまり他のビールでは感じないものがあります。その酸味とホップの苦みがとても合っていて若々しいフルーティさを出せていると感じました。

こんな人/時におすすめ

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少し反論があるかもしれないですが、室内というよりは『外で飲みたくなるビール』でした。 クーラーボックスに冷やして持っていき、良い天気の中でみたい爽快さです。これは歴史的に農家が農作業中に飲んでいたから、とかではなく純粋に風味やのど越しの観点からそう思いました。

是非お試しください。